2002年7月3日(水)

これから私の書道の生涯の師となつていただけるかも知れない、、篠崎流水先生とご縁があったのは、奥様が、私達の書教会の紙その他の道具のお世話をされておられて、注文書の端に、親交のあった、安部先生の安否をたずねられていたので、先生は4月に亡くなられた事をお知らせしました。その後こちらにお参りに見えて,安部教室に、少しでもお手伝いをしてあげよう。。と私にお電話を下しさいました。私も一人で細々と続けていました。そして県美展に間に合うようにと、素敵なお手本を送ってきて下さいました。そして練習する間に、2度も添削をしていただきどうにか県美展に出品するこたが出来ました。

篠崎先生は福岡市に住んでおられ、宮廷芸術書家です。オーストリア、ハプスブルグ王家宮廷芸術会員に認定されたそうです。各分野の芸術家の優れた方を選んで支援していくものでテレビでも紹介されておられました。私が4月よりパソコンを始めて、時々メールの交換が出来る様になりました。今年も玖珠町美展の出品作品の締め切りが近づき、又先生にお手本をお願いしました。

蛍祭りの季節になりご案内しましたら、スケジユールの合間を縫って、7月1日に、奥様とお見えになる、とメールがは入りました。まだ見ぬ、メル友のご来館を、楽しみにお待ちしておりました。ところが前夜まで生憎の大雨、、当日の朝、やっと雨が止んで、お越しいただけることになりました。

お会いしてみると皆の予想を裏切って、先生ご夫妻は若くて、素敵な方でした。そしてお土産に先生がお書きになった、風水龍の書を持って来て下さいました。早速ロビーに飾らせていただきました処、山光園が少し元気になった様な感じがします。

それにいろいろな、お手本も沢山いただいた上に、翌朝私のアトリエ<仏間>で、ご愛用のお道具ご持参で、素晴らしい書をかいて下さいました。安部先生亡き後沈んでしまい勝ちな私の書道に対する気持ちを折りに触れ、奮い立たせてくださって有難うございました。、篠崎先生、これからもどうぞ宜しくご指導下さいませ。